太陽光発電システム／非常用電源システム／ソーラー発電システム／東京・秋葉原

結論から申し上げて、インバーターの連続出力値は、約半分（50％）と考えてください。

もちろん、ご質問の1,500W出力インバーターであれば、当然に1,500Wまで（サージはその2倍：約1秒）出力できることは言うまでもありません。

しかし、連続運用となるとインバーターが持っている「サーマル保護回路」（高温停止保護回路）が動作します。

お分かりいただけると思いますが、インバーターが高温となる条件は「気温」「周囲雰囲気温度」「連続運用時間」「出力値」が主なものです。内部にほこりが溜まって通気性が悪くなっていることで動作することもあります。

以前のこの「質問集」でも回答していますが、汎用インバーター（当店で販売している製品）は、産業用として設計された製品の約10分の一の価格なのです。

すなわち、汎用製品は市販されているインバーターの中では「下位品質」であり、そのように設計することで低価格を実現しているということでもあります。

最近、「出力しなくなった」として当店に返品されるインバーターが多数ありますが、そのほとんどは「過負荷」（定格出力またはこれを超える負荷）によるヒューズ切れです。

サーマル保護回路が動作したのち、すぐにこれを解除して動作させれば、やはりこの場合もヒューズ切れを起こします。（筐体が高温となり、ある意味における回路内で「熱暴走」を起こします）

※過負荷による内部基板損傷は、基本的に「保証対象外」となります。

汎用インバーターは、そういう性質、品質であることを十分理解のうえご使用ください！