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【蓄電システム.com】のオリジナルソーラーパネルについて

「AT-MA30A」30W単結晶ソーラーパネル

当ページでは、【蓄電システム.com】オリジナルの30W単結晶パネル(AT-MA30A/JAsolarセルモジュール採用)の特長や、複数枚の並列接続、直列接続の可否判断、適合するコントローラーについて解説しております。

当店で販売しているオリジナルのソーラーパネルは、すべて中国製品であり中国各地のパネルメーカーへ直接オーダーメイドしているOEM品となります。

「AT-MA30A」は、JAsolarセルモジュールを採用しています!

巷間、わが国で流通している中国製ソーラーパネルに関しましては、電気的な特性、仕様に関する数値をパネル裏面にシールで表示してありますが、実際にはその数値データには、いい加減なものが数多く出回っており、十分に気を付ける必要があります。

また、当店でよくある質問の中に、「購入したコントローラーが充電しない」というものがあります。ソーラーパネルは、負荷側となるバッテリーを接続しなければ発電は開始しませんので、この点も予めご理解ください。(満充電となった場合にも、コントローラーの制御で充電は一旦中止されます)

それでは以下、ソーラーパネルの特長についてご案内いたします。

30W単結晶パネルの電気的仕様

AT-MA30A

型番 AT-MA30A
公称最大出力 30W
最大出力動作電圧 17.5V
最大出力動作電流 1.71A
開放電圧 21.6V
短絡電流 1.85A
寸法 345×645×25mm
重量 2.80kg
ケーブル長 約3m DCジャックコネクタ付(5.5mm×2.1mm)
生産国 中国

当店オリジナルの30W単結晶パネルは、仕様値を見ておわかりのとおり、最大動作電圧が「17.5V」となりますので、単体使用では12Vバッテリーシステム専用となります。もちろん、このパネルを直列接続にして「35V」とすることにより24Vバッテリーシステムでも使用できます。

最大動作電流値は「1.71A」となり、PWM制御のチャージコントローラーでは、この数値が最大の充電電流値となりますので、当店で販売している3A容量程度のコントローラーで十分といえます。

30W単結晶パネルの主な用途

  • 学習、教材、実験用として教育機関で使用
  • 夜間のセキュリティ照明用として、3W〜5W程度のLEDと20Ah程度のバッテリーを使用
  • 非常用のノートPCの短時間利用電源、携帯電話充電用、または家庭のインターネット接続用のルーター電源として
  • 店頭の雨よけ代わり及び夜間のショーウィンドへのライトアップ用として

30W単結晶パネルの並列接続、直列接続

基本的に何枚でも並列接続は可能ですが、接続のためのケーブル損失が大きくなりますので、せいぜい5枚程度までとした方がいいでしょう。

直列接続に関しましては、チャージコントローラー側の最大入力電圧値と、バッテリー電圧値を考慮してその枚数を決めます。30Wクラスの発電量では、なかなか実用的なソーラー発電システムを構築することはできませんが、30Wパネルを5並列または5直列にしますと合計150Wとなりますので、これくらいの発電量になると100Ahクラスのバッテリーへの充電も可能となり、1枚からはじめて少しずつ増設するのも楽しいでしょう。

PWM制御のコントローラーとMPPT制御のコントローラー

冒頭で若干説明しましたが、PWMチャージコントローラーでは、パネルの仕様値となっている「最大動作電流値」を超えてバッテリーに充電されることはありません。したがって、30W単結晶パネルでは、PWM制御のコントローラーを選ぶ際には1.71A容量以上の商品を選定します。

次に、30W単結晶パネルにMPPT制御のチャージコントローラーを使用した場合には、実際の充電電流値は、PWMでは1.71A以下となりますが、MPPT制御のコントローラーの場合は、そう簡単ではありません。

以下、理論値となる算定方法を記載しますので、参考になさってください。

※MPPT制御チャージコントローラーの充電電流値の算定方法

実際には、MPPTチャージコントローラーの「充電効率」(99%とか97%の表示がありますが、ここでは「100%」として考えます)やバッテリー電圧値の問題(バッテリーの満充電電圧は12Vではなく13.0V〜それ以上となります)がありますが、ここでは満充電電圧値を「12.0V」として算定いたします。

当店オリジナルの30W単結晶パネルは、最大動作電圧値(出力電圧)が17.5Vとなりますので、12Vのバッテリーには12Vより少し上の電圧値を持った電流で充電することになりますが、ところで、せっかく発電したはずの残りの約5.5V(17.5V−12V)はどこへ行ってしまったのでしょうか?

まさに、この残りの「5.5V」を電流値に置き換える仕事をするのがMPPTチャージコントローラーなのです。実際には、最大電力点(VIカーブの右肩)を追従して秒単位で追いかけるのですが、ここではこの辺の難しい解説は割愛いたします。なるほど、「5.5V」を変換して電流値に置き換えてくれるのだと理解してください。

5.5V(損失分)÷17.5V(最大動作電圧値)×1.71A(パネルの最大動作電流値)≒0.54A

0.54A(置き換わった電流値)+1.71A=2.25A(MPPT制御による充電電流値)

となります。

0.54A÷1.71A≒0.32(32%の充電電流値の増加) となります。

MPPTチャージコントローラーの実力のほどは、おわかりいただけたのではないでしょうか?

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